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 「誰にでもできる お子様を学力アップに導く方法」(第48号)
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★ 文学的文章の注意点



こんにちは、望月です。


塾に間違い電話がかかってきました。

子供の声で「間違えました。すみません。」
大人でも、間違い電話をかけて何も言わずに切る人は多いですよね。

とてもしっかりした子供でした。
声だけ子供で、実は大人なのかも?(笑)


お子様に「電話のかけ方」、「電話の受け方」、
「電話をかけ間違えたときどうするか」など、教えてあげていますか?





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文学的文章で「登場人物の気持ちを書きなさい」という問題がありました。

小学校5年生の男の子が、ある解答を書きました。

採点でどうしようか迷いましたが、×をつけました。



「文学的文章の問題では、登場人物の気持ちになって答えなさい。」

これは、よく言われている言葉です。


しかし、多くの進学塾では、次のように教えられています。

「登場人物の気持ちは考えずにクールに答えなさい。」



・登場人物の気持ちになって答えなさい
・登場人物の気持ちは考えずにクールに答えなさい


正解はどちらでしょうか?





正解は、残念ながら、後者です。



登場人物の気持ちになるということは、
文学的文章を味わううえでは非常に有意義なことです。

子供の感性を育てるためには
登場人物の気持ちになって読ませてあげたいところです。


しかし、登場人物の気持ちを推測してはいけないのです。



子供は「うれしかったから」、「かわいそうに思ったから」など、
文章に書いていない言葉を使って、推測で答えを書きます。

僕が×をつけた男の子も、このような答えを書いていました。

僕が実際に文章を読んでみても、
主人公の気持ちになって読んでみると
子供の書いた答えで当たっているように思えます。


しかし、出した答えは「登場人物の気持ち」ではなく、
「子供の気持ち」や「僕の気持ち」なのです。

つまり、読者の気持ちです。


登場人物の気持ちは、文章中に書かれていることだけが真実なのです。




しかし、この理由を子供に教えてあげても、
なかなか納得できるものではありません。

「登場人物の気持ちも同じはず」と思っているのです。



そこで、子供にもわかりやすい例を考えてみました。



「刑事ドラマ」や「推理ドラマ」で・・・

例をあげて説明しようとしましたが、「見てないからわからない」と、
あっさり言われてしまいました。



では、気を取り直して、「名探偵コナン」で・・・

これなら子供にもわかるようです。


「○○のような性格の人だから、そんなことするはずがない。」
このように言われている人が犯人だったりします。


犯人を例にあげてしまったので、ちょっと反省。
もっと違う例を考えればよかった。

たとえば・・・

クラスで一番おとなしい子供が、実は、みんなの知らないところで
歌手を目指して、ステージで派手な衣装を着て歌っているかもしれない。



つまり、誰かのことを他の人が「こんな性格だろう」と考えても、
「実は違った」ということがあるのです。



ですから、登場人物の性格や考え方、気持ちなどを
読者が勝手に推測しても、それは、確かなものと言うことができません。

文章に書かれていない「性格や考え方、気持ちなど」は真実とは言えないのです。


「登場人物の気持ちを書きなさい」と言われたら、
文章中の言葉をそのまま書かなければならないのです。



ですが、文学的文章くらい、子供の好きに読ませてあげたいですよね。





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