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 「誰にでもできる お子様を学力アップに導く方法」(第46号)
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★ 勉強の休み方
★ 英単語の覚え方



こんにちは、望月です。


塾では冬期講習が始まりました。

寒いのに子供たちは何で元気なんだろう?
休みだからでしょうか?

正月の計画をたてている方も多いでしょう。

また、ちょうど冬休みということで、
休み中に、たくさん英単語を覚えようという子供もいるのではないでしょうか?


では、今回はちょっとボリュームアップして、
「勉強の休み方」と「英単語の覚え方」について紹介します。





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「正月くらいは休みたい」

これは誰もが思っていることですね。


「正月くらいは勉強を休みたい」
「正月くらいは仕事を休みたい」


では、勉強を休むかどうするか・・・



音楽の世界では、次のことが常識になっています。

「1日練習を休んだら、それを取り戻すためには3日分の練習が必要になる」


勉強でも同じです。

1日勉強を休んだら、それを取り戻すためには3日分の勉強が必要になります。
正月の3日間勉強を休んだら、それを取り戻すためには9日分の勉強が必要です。



では、なぜ音楽の世界では
「1日練習を休んだら、それを取り戻すためには3日分の練習が必要になる」
と、言われているのでしょうか?


それは、体が忘れるからです。


では、勉強ではどうでしょうか?

1日勉強を休むことで、3日分の勉強内容を忘れます。
頭が忘れるのかもしれませんし、体が忘れるのかもしれません。



ここで、「正月まで勉強しなければならないの?」と思うかもしれません。

しかし、休むことのデメリットは忘れてしまうことなのですから、
新しいことを勉強しなくても、復習だけすればいいのではないでしょうか?

もちろん休みすぎるとモチベーションが下がってしまいますが、
「正月の3日間だけ休みたい」というような場合には、
「復習だけやる」というような休み方をしてみましょう。


「正月は復習だけやる」


「正月くらいは休みたい」という場合には、この休み方がオススメです。

しっかりとした学力を身につけてきた子供であれば、
普段の3分の1くらいの勉強量でもじゅうぶんな復習ができます。

普段あまり勉強をしてこなかった子供や、
詰め込みの勉強を繰り返してきて、勉強内容の理解が浅い子供の場合は、
復習だけとは言っても、あまり勉強量を減らすことはできないかもしれません。


ですが、実際は逆ですね。

学力の高い子供ほど正月も自分からすすんで勉強し、
学力が高くない子供ほど正月だからと理由をつけて休んでしまいます。

これでは差が開く一方です。


しっかりとした学力が身につけば自然にラクになります。
しっかりとした学力がなければ、子供自身の意思でラクをしようとします。


自然にラクになるか、自分の意思によってラクをするか・・・

同じラクでも大きな差がありますね。
それによって起こる結果も当然違ってきます。

しっかりとした学力を身につけて自然にラクになることを目指しましょう。





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★★

「冬休み中に、たくさん英単語を覚えよう」という子供もいると思いますので
少し長くなりますが、英単語の覚え方を紹介します。

僕は様々な教育関連のマガジンを読んでいるのですが、
いくつかのマガジンで英単語の間違った覚え方を紹介していました。


「冬休みを利用して1日1個の英単語を覚えましょう」


これは間違った覚え方です。
この覚え方を紹介している方が意外に多かったので驚きました。


実際に1個の英単語を覚えてみましょう。

簡単ですよね?
どんなに難しい単語であっても、1個だけなら簡単に覚えることができます。


では、1時間後に、覚えているかどうかテストしてみてください。
1日後に、覚えているかどうかテストしてみてください。



できましたか?

できなくても心配しないでください。
忘れているのが普通です。


忘れている原因は、「英単語を覚えなかったから」です。


覚えたのではなく、一時的に目に焼き付けただけなのです。
または、一時的に記憶したに過ぎないのです。

目に焼き付けたり、一時的に記憶したことを「覚えた」と錯覚してしまうのです。
つまり、「覚えたつもり」で終わってしまうのです。


1個といわず、数個程度なら簡単に目に焼き付けてしまうことができるでしょう。
ですので、英単語を覚えるためには、
ある程度まとまった数の単語を一度に覚えてしまう必要があります。

・冬休みの前半(たとえば12月28日)に10個の英単語をまとめて覚える
・冬休みの後半(たとえば1月5日)に10個の英単語をまとめて覚える

このような計画をたててみるといいのではないでしょうか。


普段の勉強のときでも同じです。

新しく出てきた単語は、その場で覚えてしまうのがいいのですが、
やはり、目に焼き付けただけで覚えていないこともよくあります。
ですので、新しく出てきた単語は
たとえその場で覚えたつもりであっても、単語帳に書き出しておきます。

そして、後日あらためて、まとめて覚えるのです。
毎週日曜日などのように単語をまとめて覚える曜日を決めてみてもいいでしょう。

もちろん覚えた後は、1日後、3日後などに
覚えているかどうかテストしてみてください。
復習することは大切です。


実際には、教科書などを勉強していて新しく出てきた単語の場合、
一時的な記憶で終わってしまわずに、覚えていることも多いですよね。

この原因は「暗記」ではなく「理解」にあります。

違う文章で同じ単語が出てきたときに
その単語をしっかりと覚えていたのであれば
「理解していた」ということになります。

「文章でどのような使われ方をしたか」などのことをセットにして
頭を使って単語の理解を深めていたのです。
また、本文中で同じ単語が何度か現れることによって
理解したうえで、復習もされていたのです。

一方、後日単語のテストをしてみたり、違う文章にしてみたときに
その単語が書けなくなってしまうのであれば
「理解」ではなく「暗記」をしようとしたと言うことができます。
暗記の場合では、1つの単語だけでは一時的な記憶にしかなりませんので
後日テストをすると、やはり覚えていないという結果が現れるのです。


ひとつ補足ですが、
目に焼き付けて一時的に記憶できる容量というものは人それぞれ違います。

10個くらい簡単に記憶できてしまう子供もいます。

そのような場合、一度にまとめて覚える数を増やす必要があります。

単語を覚えた翌日などに復習としてテストしてみて、
あまり覚えられていなかった場合、
一度に覚える数を15個、20個などのように増やすことを教えてあげて下さい。

なかなか覚えられないからといって、
一度に覚える数を減らしてしまうと逆効果になります。



では、よい冬休みを。





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30歳のカリスマ・フリーター
7年間、塾教師をしながらも常に2〜4個のバイトを長期で掛け持ちした経験から
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