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 「誰にでもできる お子様を学力アップに導く方法」(第37号)
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★ 歴史の勉強の仕方



こんにちは、望月です。


メールマガジンをリニューアルしてみようと思います。

「もうちょっとだけ楽しく、もうちょっとだけ読みやすい文章」に挑戦です。



現在深夜2時、東京夜塾という番組で、
「フリーター」賛成?反対?というテーマで討論されているのを見ています。

一般的には、「フリーターは反対」という意見が多いでしょう。

しかし、フリーターというスタイル自体に「良い・悪い」はありません。
「良いか・悪いか」は、フリーターをする人それぞれです。

一般的に思われているような、気ままでその日暮らしの生活をしている人だけでなく、
年金や保険などにも加入し、しっかりとした生活設計をたてている人もいます。
様々な分野の経験を生かして新しいビジネスを作り出していく人もいます。

「フリーターは反対」という意見自体が的外れですね。

「フリーターは悪い」ではなく、
「フリーターの中には将来が心配な人が多い」というようなニュアンスが
適切ではないでしょうか?

外見や建て前ではなく、しっかりと「人」を見ることですね。





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前回は歴史の教育が変化してきていることをお伝えしました。

歴史に興味を持たせるためとは言え、
「マンガ本を読ませよう」などの内容に難色を示した方も多いのではないでしょうか。


しかし、社会科が、ただの暗記科目ならば、
将来、ほとんど何の役にも立たないことでしょう。

興味を持たせることで、学習意欲にもつながりますし、
「自分で調べる力」というのも、将来ずっと役に立つものです。

少し勉強から離れて回り道をすることで、結果的に社会が得意科目になったり
将来的にずっと役に立つ力が養われたりするものです。

また、社会が得意になることで、他の教科への学習意欲も高まることもあります。


「マンガ本は悪いもの」という考え方は捨ててみませんか?

マンガ本など、様々なものを「勉強にどう生かせるか」ということの方が重要でしょう。
「良いもの」か「悪いもの」かは、使い方次第なのです。



★★

では、「今度の教育に適応した歴史の勉強の仕方」、
もちろん「学力の上がる歴史の勉強の仕方」を紹介します。


それは、やはり、「調べる」ということです。

調べることで興味を深め、学力アップ、学習意欲のアップにもつながります。

歴史上の人物や、歴史上の事件について、詳しく調べるというのが、
学力アップのための歴史の勉強の仕方です。



まずは子供が最も興味をもった歴史上の人物を誰か1人、
または、歴史上の事件を何か1つについて
徹底的に詳しく調べることをすすめてみましょう。

・どんな人物だったのか
・なぜ、そのような政策をおこなったのか
・なぜ、そのような争いが起こったのか
・その結果、どうなったのか
・事件のあった同じ時期に他の場所ではどのようなことが起こっていて、
事件がどのように影響したか


詳しく調べる方法としては、次のようなものがあります。

・図書館で調べる
・人に聞く
・インターネットで調べる


それぞれ、調べることのできる内容、得られる情報の傾向が異なります。


図書館の本などでは、特定の人物を中心にストーリーが組み立てられています。
因果関係を知る上で役に立ちます。

人から聞く方法では、より楽しく、興味が引き出されます。

インターネットを検索すると、何冊も本を読むよりも詳しく知ることもあります。
逆に、間違った内容を紹介してしまっている方もいるはずです。


このように、調べる方法によって、異なる様々な効果が生まれます。
いろいろな方法を併用してみるといいでしょう。



では、さらに広げていきましょう。

詳しく調べていくことによって、
登場した脇役の中にも興味を持った人物がでてくると思います。
そこで、最も興味をもった脇役についても同様に、詳しく調べてみるのです。

このようなことを繰り返し、歴史や人物をつなげていくのです。


これは、1人でおこなうよりも、2人1組でおこなったほうが効果があらわれます。

同じことについて調べている友達と情報交換をすることにより、
より興味が引き出されます。
また、情報交換を通してコミュニケーション力も上がります。



★★★

子供が興味を持つ対象は、ほとんどの場合が「人物」です。

次は他のテーマについて調べてみることをすすめてみましょう。

・外国との関係
・庶民の暮らし
・芸術、文化

これらについて、テーマごとに調べてまとめるのです。


たとえば織田信長をテーマに調べた場合、
外国との交流でキリスト教や鉄砲が伝わりました。

「それより前は外国との交流はどうだったのか?」、
「その後、外国との交流はどうなったのか?」など・・・
テーマを絞って調べてみるのです。


最初に織田信長をテーマにしたのであれば、次に脇役を調べていくことで、
明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康などに進んでいくことも多いでしょう。

そして、人物から離れ、次に「外国との関係」をテーマにしたのであれば、
織田信長がキリスト教や鉄砲を取り入れたのに対し、
徐々にこれらが禁止の方向に向かっていきます。
キリスト教の禁止のところで徳川家康につながるのです。

人物について詳しく調べてあるぶん、因果関係もよく理解できることでしょう。

そしてまた、「その後の外国との交流はどうなっていったか」を調べていくのです。







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■編集後記

リンク集(子供の勉強内容を詳しく教えてくれるサイト)に
テーマに沿った「調べ学習」ができるサイトを集めてみました。

お子様が興味を持った人物について調べる際、ぜひ活用してみてください。

http://how-to.jp/reference/link.html





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