等式
=(イコール)で結ばれた式を等式(とうしき)といいます。
イコールよりも左側を左辺(さへん)、イコールよりも右側を右辺(うへん)といい、
左辺と右辺を両方合わせて両辺(りょうへん)といいます。
等式の性質
等式には以下の4つの性質があります
両辺に同じものをたしてよい
両辺から同じものをひいてよい
両辺に同じものをかけてよい
両辺を同じもので割ってよい |
一次方程式
もともとの形を等式の性質を利用して x=____という形にすることを
「xについて解く」といいます。
同様に「aについて解く」「yについて解く」などの言葉が使われます。
|
|
例
@ |
x−2
x−2+2
x |
=4
両辺に2を加える
=4+2
=6 |
|
x+2
x+2−2
x |
=5
両辺から2をひく
=5−2
=3 |
|
|
=2 |
|
両辺に3をかける |
|
=2×3 |
x |
=6 |
|
5x
5x÷5
x |
=15
両辺をaでわる
=15÷5
=3 |
|
|
|
例
A |
5x−2x
3x
3x÷3
x |
=6
計算できるものは先に計算
=6
両辺を3で割る
=6÷3
=2 |
|
5x+2
5x+2−3x
2x+2
2x+2−2
2x
2x÷2
x |
=3x+4
xの項は左辺に、数字の項は右辺にもってくる
両辺から3xをひく
=3x+4−3x
=4
両辺から2をひく
=4−2
=2
両辺を2で割る
=2÷2
=1 |
|
|
=6 |
|
両辺に3をかける(まず分数でなくしたい) |
|
=6×3 |
2x
2x÷2
x |
=18
両辺を2で割る
=18÷2
=9 |
|
−3x+4
−3x+4−4
−3x
−3x÷(−3)
x |
=−2
両辺から4をひく
=−2−4
=−6
両辺を(−3)で割る
=−6÷(−3)
=2 |
|
移項
等式の性質を用いる事により、例えば3x+2=8が3x=8−2と変形できました。
左辺にあった(+2)という項が、右辺に移動し(−2)になりました。
このように項を左辺から右辺に、または右辺から左辺に符号を変えて移すことを移項(いこう)といいます。
一次方程式
|
|
例
B |
2(x−2)−3
2x−4−3
2x−7
2x+3x
5x
x |
=8−(3x−5)
=8−3x+5
=−3x+13
左辺の−7と右辺の−3xを移項する
=13+7
=20
両辺を5で割る
=4 |
|
0.5x+1
5x+10
5x−2x
3x
x |
=0.2x+0.1
両辺を十倍する(まず少数をなくしたい)
=2x+1
左辺の10と右辺の2xを移項する
=1−10
=−9
両辺を3で割る
=−3 |
|
|
|
|
両辺に12をかける(まず分数でなくしたい) |
|
|
|
|
4x+6
4x−24x
−20x |
=24x−9
左辺の6と右辺の24xを移項する
=−9−6
=−15
両辺を−20で割る |
x |
|
|
|
=1 |
|
両辺に12をかける(まず分数でなくしたい) |
|
=1×12 |
|
=12 |
|
=12・・・先に約分すると↓↓↓ |
3(x−1)−4(x−1)
3x−3−4x+4
−x+1
−x
−x
x |
=12
=12
=12
1を移項する
=12−1
=11
両辺に(−1)をかける
=−11 |
|
|
|
例
C |
1.2(x−1)−0.8(2−x)
{1.2(x−1)−0.8(2−x)}×10
1.2(x−1)×10−0.8(2−x)×10
12(x−1)−8(2−x)
12x−12−16+8x
20x−28
20x
20x |
=1
両辺を十倍する(まず少数をなくしたい)
=10
=10
=10
=10
=10
−28を移項する
=10+28
=38
両辺を20で割る |
x |
|
|
|
|
|
両辺を十倍する(まず少数をなくしたい) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
両辺に6をかける(分数をなくしたい) |
|
=20 |
15x+12x+36
27x+36
27x
27x |
=20
=20
36を移項する
=20−36
=−16
両辺を27で割る |
x |
|
|
立式
文章題で、問題文をもとに式を作る事を立式(りっしき)といいます。
文章題@
今年の生徒の数は去年よりも4%増えて312人になった。去年の生徒の人数を求める。 |
去年の生徒に人数をx人とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
割合では、もとになったものを1として(100%として)表すので、去年の人数は100%と表すことができる
今年は4%増えたので、100%+4%=104%
104%は少数に直すと1.04になる
したがって、問題文を立式しやすいように書き換えると
「今年の生徒数は去年の生徒数の1.04倍です」
この文章をもとにして立式します
解説@ |
今年の生徒数 |
・・・問題文で312人となっているので、
「今年の生徒数」の真下に「312」と書く |
解説A |
は |
・・・日本語の「は」は、イコールを意味するので、
「は」の真下に「=」を書く |
解説B |
去年の生徒数 |
・・・去年の生徒数は最初にxとおいたので、
「去年の生徒数」の真下に「x」と書く |
解説C |
の1.04倍 |
・・・1.04倍は×1.04を表しているので、
「1.04倍」の真下に「×1.04」と書く |
したがって、文章どおりに式を作ってみると
今年の生徒数 |
は |
去年の生徒数 |
の1.04倍 |
です |
・・・文章を書き換えたら、その文章にあてはまるものを真下に書く
順番を変えてしまうと間違えやすくなります |
↓@↓ |
↓A↓ |
↓B↓ |
↓C↓ |
|
312 |
= |
x |
×1.04 |
312=x×1.04
これを解くとx=300
答え:300人 ・・・答えを書き忘れると、当然×になります。(単位忘れにも注意)
文章題A
弟が歩いて家を出てから6分後に、弟の忘れ物に気付いた兄が自転車で追いかけます。
弟の速さを分速50m、兄の速さを時速200mとして、兄が何分で追いつくかを求める。 |
兄が家を出てからの時間をx分とする・・・単に「時間をxとする」と書くと、何の時間か分からないため、減点の対象になります
追いつくということは、兄と弟が家から同じ距離にいるということだから
「兄の距離=弟の距離」のように式を作ります
まずは表を書きます
文章からわかるものを表に書き入れます
兄の速さ、弟の速さは文章中からわかります
兄の時間は最初にxとおいたので、xと書きます
弟は兄より6分早く家を出ているので、兄よりも6分多く歩いていることになります
したがって、弟の時間はx+6で書き表す事ができます
|
速さ |
時間 |
距離 |
兄 |
200 |
x |
|
弟 |
50 |
x+6 |
|
空いているマスを計算によって求めます(距離=速さ×時間)
|
速さ |
時間 |
距離 |
兄 |
200 |
x |
200x |
弟 |
50 |
x+6 |
50(x+6) |
兄の距離と弟の距離が求められたので、最初に作った言葉の式にしたがって立式します
兄の距離 |
= |
弟の距離 |
・・・言葉の立式のとおりに(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
200x |
= |
50(x+6) |
200x=50(x+6)
これを解くとx=2
答え:2分 ・・・答えを書き忘れると、当然×になります。(単位忘れにも注意)
文章題B
山に登ります。登りは分速20mで歩き、山頂で20分休憩して、帰りは同じコースを分速30mで下ります。
山に登り始めてから帰ってくるまでに3時間かかりました。
この登山コースの山頂までの距離を求める。 |
山頂までの距離をx(m)とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
まず、速さが分速で書かれているので、単位をそろえるために、時間を分に直します
3時間=180分
「登り」→「休憩」→「下り」で180分だから、
「登りの時間+休憩時間+下りの時間=180分」のように式を作ります
まずは表を書きます
文章からわかるものを表に書き入れます
登りの速さ、下りの速さは文章中からわかります
距離は最初にxとおいたので、登り下りともにxと書きます
|
速さ |
時間 |
距離 |
登り |
20 |
|
x |
休憩 |
--- |
20 |
--- |
下り |
30 |
|
x |
空いているマスを計算によって求めます(時間=距離÷速さ)
|
速さ |
時間 |
距離 |
登り |
20 |
|
x |
休憩 |
--- |
20 |
--- |
下り |
30 |
|
x |
登りの時間と下りの時間が求められたので、最初に作った言葉の式にしたがって立式します
登りの時間 |
+ |
休憩時間 |
+ |
下りの時間 |
= |
180分 |
・・・言葉の立式のとおりに(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
|
+ |
20 |
+ |
|
= |
180 |
これを解くとx=1920
答え:1920m ・・・答えを書き忘れると、当然×になります。(単位忘れにも注意)
文章題C
ある町まで旅行に出かけます。
高速道路で行くと、一般道路で行くよりも2時間早く着きます。
一般道路は時速60km、高速道路は時速90kmで走るとして、ある町までの距離を求める。 |
ある町までの距離をx(km)とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
「高速道路の時間は一般道路の時間よりも2時間少ない」のように式を作ります
まずは表を書きます
|
速さ |
時間 |
距離 |
高速道路 |
90 |
|
x |
一般道路 |
60 |
|
x |
最初に作った言葉の式にしたがって立式します
高速道路の時間 |
は |
一般道路の時間 |
よりも2時間少ない |
・・・言葉の立式のとおりに(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
|
= |
|
−2 |
これを解くとx=360
答え:360km ・・・答えを書き忘れると、当然×になります。(単位忘れにも注意)
文章題D
7時12分に家を出て学校に向かいます。
時速4kmで行くと授業開始時刻に2分遅刻してしまい、時速5kmで行くと4分早く着きます。
学校までの距離と授業開始時刻を求める。 |
学校までの距離をx(km)とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
時速4kmだと2分遅刻し、時速5kmだと4分早く着くので、その差は6分であることがわかります
「早い」・「遅い」などの言葉は、「多い」・「少ない」に置き換えます |
「時速4kmでかかる時間は時速5kmでかかる時間よりも6分多い」のように式を作ります
文章題Cと同じように表を書いて解きます(単位をそろえて、6分を時間に直すのをわすれずに)
これを解くとx=2
答え:2km ・・・答えを書き忘れると、当然×になります。(単位忘れにも注意)
次に授業開始時刻を求めます。
時速4kmの場合を使って、時間=距離÷速さより、2÷4=0.5(時間)→30分
これでは2分遅刻になるので、30分よりも2分早く授業開始であることが分かります
したがって30−2=28
家を出てから28分で授業開始時刻になります
したがって7時12分の28分後は7時40分
答え:7時40分
文章題E
ある数を2倍して3を加えた数は、もとの数から2をひいて3倍した数に等しい。
ある数を求める。 |
ある数(もとの数)をxとする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
x×2+3=(x−2)×3 ・・・計算した順序を考えて、かっこを忘れずに
これを解くとx=9
答え:9
文章題F
現在、父43才、子供が2人、それぞれ15才と12才。
子供2人の年齢の合計が父の年齢と等しくなるのは何年後か求める。 |
現在からx年たったとする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
問題文から分かることをメモします
|
現在 |
x年後 |
父の年齢 |
43 |
43+x |
子供Aの年齢 |
15 |
15+x |
子供Bの年齢 |
12 |
12+x |
「x年後の子供Aの年齢+x年後の子供Bの年齢=x年後の父の年齢」のように式を作ります
x年後の子供Aの年齢 |
+ |
x年後の子供Bの年齢 |
= |
x年後の父の年齢 |
・・・言葉の立式のとおりに(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
(15+x) |
+ |
(12+x) |
= |
(43+x) |
これを解くとx=16
答え:16年後
文章題G
現在、姉は5000円、妹は3000円貯金している。
姉は毎月500円ずつ、妹は毎月200円ずつ貯金していく。
姉の貯金額が妹の貯金額の2倍になるのは何ヶ月後か求める。 |
現在からxヶ月たったとする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
問題文から分かることをメモします
|
現在の貯金額 |
xヶ月で貯金する額 |
xヵ月後の貯金額 |
姉 |
5000 |
500x |
5000+500x |
妹 |
3000 |
200x |
3000+200x |
「xヵ月後の姉の貯金額はxヵ月後の妹の貯金額の2倍」のように式を作ります
xヶ月後の姉の貯金額 |
は |
xヶ月後の妹の貯金額 |
の2倍 |
・・・言葉の立式のとおりに(あてはまるものを真下に書く)
(必ずかっこをつけます) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
(5000+500x) |
= |
(3000+200x) |
×2 |
これを解くとx=10
答え:10ヶ月後
文章題H
1本120円の缶ジュースと1本140円のペットボトルを合わせて10本買った。
合計金額が1280円だったとき、缶ジュースは何本だったか求める。(消費税は考えない) |
缶ジュースの本数をx本とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
合わせて10本なので、ペットボトルの本数は、全体の10本から缶ジュースの本数をひいた10−x本と分かります
|
1個の値段 |
本数 |
合計金額 |
缶ジュース |
120 |
x |
120x |
ペットボトル |
140 |
10−x |
140(10−x) |
「缶ジュースの合計金額+ペットボトルの合計金額=1280円」のように式を作ります
缶ジュースの合計金額 |
+ |
ペットボトルの合計金額 |
= |
1280円 |
・・・言葉の立式のとおりに(あてはまるものを真下に書く)
(必ずかっこをつけます) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
120x |
+ |
140(10−x) |
= |
1280 |
これを解くとx=6
答え:6本
文章題I
アメを生徒全員に3個ずつ配ると10個あまり、4個ずつ配ると5個足りなくなる。
生徒の人数とアメの個数を求める。 |
生徒の人数をx人とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
|
1人あたりの個数 |
生徒の人数 |
必要な個数 |
3個ずつ |
3 |
x |
3x |
4個ずつ |
4 |
x |
4x |
3個ずつで10個あまり、4個ずつで5個足りなくなるので、その差は15個
4個ずつ配る場合に必要なアメの数は3個ずつ配る場合に必要なアメの数より15個多い
「余る」・「不足する」などの言葉は、「多い」・「少ない」・「大きい」・「小さい」に置き換えます |
4個ずつ配る場合に必要な数 |
は |
3個ずつ配る場合に必要な数 |
より15個多い |
・・・言葉の立式のとおりに
(あてはまるものを真下に書く)
(必ずかっこをつけます) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
4x |
= |
3x |
+15 |
これを解くとx=15
答え:15人
次にアメの個数を求めます
4個ずつ配る場合、4×15=60個必要になります
しかしこれでは5個足りなくなってしまいます
60+5 |
・・・どちらの計算で求めればいいか判断できますか? |
60−5 |
問題をよく読んで、(アメの数)と(4個ずつ配るのに必要な数)のどちらが多いか判断します
文章を書き換えて
(アメの数)は(4個ずつ配るのに必要な数)よりも5少ない
したがって、アメの数=60−5=55
答え:55個
文章題J
4%の食塩水と10%の食塩水を混ぜて6%の食塩水を300g作る。
このときに混ぜた4%の食塩水の量を求める。 |
4%の食塩水の量をx(g)とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
(4%の食塩水)+(10%の食塩水)=(6%の食塩水)
(4%の食塩水の量)+(10%の食塩水の量)=(6%の食塩水の量)
x+(10%の食塩水の量)=300
したがって10%の食塩水の量は300−xと表すことができる
まず表を書きます
|
食塩水 |
濃度 |
食塩 |
混ぜるもの |
4%の食塩水 |
x |
0.04 |
|
10%の食塩水 |
300−x |
0.1 |
|
できあがるもの |
6%の食塩水 |
300 |
0.06 |
|
食塩=(食塩水の量)×(濃度)
|
食塩水 |
濃度 |
食塩 |
混ぜるもの |
4%の食塩水 |
x |
0.04 |
0.04x |
10%の食塩水 |
300−x |
0.1 |
0.1(300−x) |
できあがるもの |
6%の食塩水 |
300 |
0.06 |
18 |
食塩の量を使って式を作ります
4%の食塩水の食塩の量 |
+ |
10%の食塩水の食塩の量 |
= |
6%の食塩水の食塩の量 |
・・・言葉の立式のとおりに
(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
0.04x |
+ |
0.1(300−x) |
= |
18 |
これを解くとx=200
答え:200g
文章題K
8%の食塩水300gを水で薄めて6%の食塩水作った。
このときに混ぜた水の量を求める。 |
混ぜた水の量をx(g)とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
(8%の食塩水)+(水)=(6%の食塩水)
(8%の食塩水の量)+(水の量)=(6%の食塩水の量)
300+x=(6%の食塩水の量)
したがって6%の食塩水の量は300+xと表すことができる
まず表を書きます
|
食塩水 |
濃度 |
食塩 |
|
混ぜるもの |
8%の食塩水 |
300 |
0.08 |
24 |
|
水(0%の食塩水) |
x |
0 |
0 |
・・・水は濃度0%の食塩水です |
できあがるもの |
6%の食塩水 |
300+x |
0.06 |
0.06(300+x) |
|
食塩の量を使って式を作ります
8%の食塩水の食塩の量 |
+ |
水(0%の食塩水)の食塩の量 |
= |
6%の食塩水の食塩の量 |
・・・言葉の立式のとおりに
(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
24 |
+ |
0 |
= |
0.06(300+x) |
これを解くとx=100
答え:100g
文章題L
6%の食塩水400gに食塩を混ぜて20%の食塩水作った。
このときに混ぜた水の量を求める。 |
混ぜた食塩の量をx(g)とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
(6%の食塩水)+(食塩)=(20%の食塩水)
(6%の食塩水の量)+(食塩の量)=(20%の食塩水の量)
400+x=(20%の食塩水の量)
したがって20%の食塩水の量は400+xと表すことができる
まず表を書きます
|
食塩水 |
濃度 |
食塩 |
|
混ぜるもの |
6%の食塩水 |
400 |
0.06 |
24 |
|
食塩(100%の食塩水) |
x |
1 |
x |
・・・食塩は濃度100%の食塩水です |
できあがるもの |
20%の食塩水 |
400+x |
0.2 |
0.2(400+x) |
|
食塩の量を使って式を作ります
6%の食塩水の食塩 |
+ |
食塩(100%の食塩水の食塩) |
= |
20%の食塩水の食塩 |
・・・言葉の立式のとおりに
(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
24 |
+ |
x |
= |
0.2(400+x) |
これを解くとx=70
答え:70g
文章題M
男子30人の平均身長は女子20人の平均身長よりも10cm高く、男女全体の平均は160cm。
このときの男子の平均身長を求める。 |
男子の平均身長をx(cm)とする・・・これを書かないとテストでは×、または減点になります。
男子の方が10cm高いのだから、女子=男子−10
したがってx−10(cm)と表すことができます
まず表を書きます
平均×人数=合計
|
平均身長 |
人数 |
身長の合計 |
たすもの |
男子 |
x |
30 |
30x |
女子 |
x−10 |
20 |
20(x−10) |
合計 |
全体 |
160 |
50 |
8000 |
身長の合計を使って式を作ります
男子の身長の合計 |
+ |
女子の身長の合計 |
= |
全体の身長の合計 |
・・・言葉の立式のとおりに(あてはまるものを真下に書く) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
30x |
+ |
20(x−10) |
= |
8000 |
これを解くとx=164
答え:164cm
|