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家庭の教育方針を固めよう |
子供に物を与えて勉強させてはいけない保護者の方の中には「テストで80点以上取れたら欲しいものを買ってあげる」などの提案をする方もいます。テストや成績表など、特定の目標を達成することに対してメリットをつけてあげているのです。 これは確かに「子供の積極的な行動」に対して大きな効果があります。 しかし、良い方法であるとは言えません。 その効果が継続されるのは「目標を達成するまでの間」だけで、 子供が「欲しいもの」を手に入れた以降は効果がなくなってしまうのです。 場合によっては「欲しいもの」を子供が手に入れると、 それに夢中になって勉強への「やる気」が損なわれてしまうこともあります。 勉強のご褒美としてゲームなどを買い与え、それに夢中になってしまって逆に勉強しなくなってしまうパターンです。 「やる気」の効果を継続させるために、「また次の目標を達成することに対してもメリットをつける」 つまり、一度、物を与えてしまうと、テストなどの目標ごとに毎回メリットをつけなければならなくなってしまいます。 この場合、「次に提示するメリット」が「前回与えたもの」よりも魅力的なもの、 つまり、前回よりも高価なもの、新しいもの、珍しいものでなければ効果は低くなります。 当然ですが金銭的にも負担になります。 また、「物を買ってもらうこと」が目標になってしまって、「本来の目標」の価値がなくなってしまいます。 「物」でメリットを与えるということは「根本的な解決」にはならないのです。 テストなどに向けてではなく、毎日の勉強をさせる場合でも同じです。 まず1日ごとにメリットを提示することは可能でしょうか? 毎日「物」を買ってあげることは到底できません。 サラリーマンが「残業が終われば家に帰ることができる」などのように 「勉強が終わったらご飯を食べることができる、寝ることができる」などの方法は、非常に厳しい鞭になります。 無理なく考えたとしても「ちゃんと勉強をすれば次の日に小遣いをあげる」くらいでしょうか? 「勉強すれば次の日に小遣いがもらえて、しなければ次の日は小遣いなし」という方法です。 「働かざるもの食うべからず」と「子供の仕事は勉強だ」という2つの有名な言葉を混ぜたものです。 ですが「今までもらっていたものが勉強しなければもらえなくなる」のですから、 保護者の方が提案したら「鞭」になります。 子供から「小遣いを増やして欲しい」と言ってきたときに、 「小遣いを増やすというメリットの代わりに、この方法を提案する」というのが妥当かもしれません。 ですが、「小遣いをもらうこと」が目標になってしまって「本来の目標」の価値がなくなってしまいます。 物を与えることでは「根本的な解決」にはならないのです。 物を与えて勉強させることはやめましょう。 一度でも物を与えてしまうと、物を与えられなければ勉強しない子供になってしまいます。 |
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