誰にでも家庭で簡単にできる 子供に楽しく勉強させて学力を上げる学習サポート
小学生・中学生の子供のいらっしゃるご家庭向け 家庭学習の指導法のご紹介

教育・学習分析

僕が学習塾で子供を見ていて、気付いたことや、子供の傾向などを書いていきます。

いろいろな子供たちの学習の仕方などを比較してみると、
学習の仕方と学力との関係が見えてきたりします。

また、環境を変えることによっても、やる気に変化が表れたり、
子供ではなく保護者の方を見て、その傾向と子供の学力が関係していたりなど、
様々な発見があります。


春は教育のチャンス

春は新しいことを始めるのに絶好のタイミングです。

「新しく勉強を始めてみよう」
「何か資格を取ってみよう」
「新しい趣味に打ち込んでみよう」

本来であれば、人は変化することを嫌います。

しかし、春というのは気分が一新し、自発的に変化を求める方も多く、
また、保守的な方でも、様々な変化を受け入れやすくなるようです。

ということは・・・
お子様が様々な教育の変化を受け入れやすい時期でもあるのです。

「教科書も変わり、新しいノートを使い始めて字を丁寧に書くようになる」というような、
目に見える変化があらわれることもあります。
また、「普段より子供と勉強の話がしやすい」と感じられる方も多いのではないでしょうか?

春は教育のチャンスなのです。


エアコンの設定温度と勉強との関係

夏期講習になると子供達の言い出すセリフがあります。

「暑くて勉強に集中できない」、「暑くてやる気が出ない」

もちろんその大部分は「甘え」ですが、
環境というのも勉強に取り組むためには重要な要素です。

環境が原因で勉強をしていてもボーっとしてしまう子供も多いのです。


最近では温暖化防止が言われています。

大気中の二酸化炭素の濃度が増えることで気温が上がるから
CO2(二酸化炭素)の排出量を減らすことで温暖化を防止しようという考え方です。

冷房の設定温度を少し高くするだけで二酸化炭素が大きく削減できます。
「冷房は28度に設定しましょう」と言われるようになっていますね。

そこで、世間で推進されている通り、28度でエアコンを設定しました。
外の温度と比べるとやや過ごしやすい程度の温度です。

この温度では、ボーっとしてしまう子供が結構出てきました。
設定温度を27度に下げてみましたが、結果は変わらずでした。

ある日、エアコンの温度を20度に設定してみました。
すると、ボーっとしてしまう子供がかなり減ったのです。

温度を変えるだけで子供が勉強に取り組む姿勢が変わるのです。

実際に大手進学塾では、寒いくらいに冷房を効かせているところも多いです。
やはり効果があるんですね。


ある日、エアコンを止め、窓を開けて風を入れてみました。
温度は30度を超えているでしょう。
かなり暑いですが、たまに窓の外から入ってくる風が快適です。

この場合でも、ボーっとしてしまう子供が減ったのです。

エアコンではなく、扇風機で風を送ったり、窓から風を入れたりなど
自然そのままの環境でも効果があるんですね。


やや過ごしやすいけど涼しくない・・・
このような中途半端な温度が良くないようです。

お子様が「勉強に集中できていないな」と思ったら、
エアコンの温度を下げてみてはいかがでしょうか?

もちろん、どのような温度でも集中して勉強できる子供はいます。
無理に温度設定を変える必要はありませんよ。


最近ではエアコンを設置している学校も多いようですが
設定温度によっては逆効果になってしまっていそうです。

中途半端な温度でエアコンをつけるのならば、
子供のためにも環境のためにもエアコンをつけない方がいいでしょう。


親の所得と子供の学力との関係

東京都でおこなわれた学力診断テストの結果を教えてもらいました。

地域によって学力に差があらわれていました。
所得の多い家庭が集まっている地域では子供の学力が高く、
所得の多い家庭が少ない地域では子供の学力が低いという傾向が出ていたのです。

つまり、親の所得で子供の学力が決まるという結果が出たのです。


学校の勉強だけでは、なかなか学力を上げることができない。
そこで、子供を塾や家庭教師にお願いして学力を上げる。

このような様子を思い浮かべることができます。

しかし、塾や家庭教師にお願いしなくても、家庭で子供の学力を伸ばしてあげることはできます。
家庭で子供の勉強を見てあげていれば、これほどの差があらわれることはありません。

表面的にあらわれた学力の傾向が「所得格差によって違う」というだけであって、
本質的な原因は、家庭での取り組みではないでしょうか。

問題なのは所得格差ではなく、「子供の勉強を見てあげていない家庭が多い」ということなのです。

「こんな傾向が出ている」ということを頭に入れて、ご家庭で、もう少しだけがんばってみましょう。


実際には、この傾向が出てきたことは家庭だけが原因ではありません。
学校の教育システムの問題や、教師の差など、様々なことが組み合わさった結果です。

文部科学省に抗議をしようという方も多いのですが、
そのような労力を使うよりも、「こういう時代の流れなんだ」と思って、
家庭での取り組みに力を入れた方がいいですよ。

周囲の教育環境がこのようになっているのですから、
家庭で取り組めば、その分だけ結果を出しやすいのです。

これはチャンスなのです。

文句を言っていたらチャンスは訪れません。
前向きに進んでいけば、こんな時代だったからこその結果が出せるのです。

プラス思考でいきましょう。

何事も前向きに考えていれば、様々なチャンスに気付くことができますよ。


勉強の楽しさと学力との関係

「勉強の楽しさ」と「学力」の関係について考えてみました。

・勉強が楽しくなった → 学力が上がる
・学力が上がった → 勉強が楽しくなる

勉強が楽しくなれば、やる気にもなります。
しっかりとした学力を身につけるためには方法も必要ですが、
本当にやる気になれば成績くらいは簡単に伸ばすことができます。

学力が上がったということは理解したということです。
よく分かるようになれば勉強は楽しくなります。

・勉強が楽しくなくなった → 学力が下がる
・学力が下がった → 勉強が楽しくなくなる

勉強が楽しくなくなれば、やる気も減ってきます。
やる気の無い状態で勉強しても学力は上がりません。
また、勉強自体をしなくなってしまうこともあります。

学力が下がれば勉強する内容がわからなくなってきます。
わからなくなってくれば、勉強が楽しくなくなってきます。

ここまでは、普通のことを書いていますが・・・


学力は高いが、「勉強は楽しくない」と言っている子供の場合はどうでしょうか?

よく理解できれば勉強は楽しいはずです。

ですから、この学力は「見かけだけのもの」ということになってしまいます。
実際には「成績だけ」ということが多いでしょう。

今は良い成績を取れている。
でも本当の学力は・・・

これは、詰め込みの勉強をしている子供に多くみられるパターンです。

曖昧になった内容をそのままに、新しいことを次々に詰め込んでいき、
結局は、すべての内容が曖昧なために受験前になって伸び悩みます。
受験前に大変な努力が必要になることは間違いないでしょう。

そんなときに一歩抜け出すのが本当の学力をつけてきた子供です。
成績だけでなく、本当の学力をつけてきた子供は受験前でもしっかりと伸びます。


では、話をもどしましょう。

今度は、あまり学力・成績は良くないが、楽しく勉強している子供の場合

このような場合は心配いらないですよ。
受験など、「いつまでに学力を上げる」という期限があれば別ですが、
正しく勉強していくことで、少しずつ学力は伸びてきます。

なかなか学力が上がらないなどの苛立ちもあるかもしれませんが、
楽しく勉強を続けさせてあげることが大切です。


お子様はどれくらい楽しく勉強しているでしょうか?

勉強しているときの表情を観察してみてください。
「勉強は楽しい?」と、直接聞いてしまってもいいかもしれません。

学力は、勉強の楽しさとほぼ比例して伸びてくるものです。


勉強の休み方

勉強を毎日継続していくことは大切です。
ですが、休みたいときもありますよね?

たとえば、「お正月」

「正月くらいは休みたい」と、誰もが思っているのではないでしょうか?

「正月くらいは勉強を休みたい」
「正月くらいは仕事を休みたい」

では、勉強を休むかどうするか・・・


「1日練習を休んだら、それを取り戻すためには3日分の練習が必要になる」
スポーツや音楽などでは、「体が忘れる」という理由で、このように言われています。

勉強でも同じです。

1日勉強を休んだら、それを取り戻すためには3日分の勉強が必要になります。
頭が忘れるのかもしれませんし、体が忘れるのかもしれません。

正月の3日間勉強を休んだら、それを取り戻すためには9日分の勉強が必要です。

ここで、「正月まで勉強しなければならないの?」と思うかもしれません。

しかし、休むことのデメリットは忘れてしまうことなのですから、
新しいことを勉強しなくても、復習だけすればいいのではないでしょうか?

もちろん休みすぎるとモチベーションが下がってしまいますが、
「正月の3日間だけ休みたい」というような場合には、
「復習だけやる」というような休み方をしてみましょう。


「正月は復習だけやる」

「正月くらいは休みたい」という場合には、この休み方がオススメです。

しっかりとした学力を身につけてきた子供であれば、
普段の3分の1くらいの勉強量でもじゅうぶんな復習ができます。

普段あまり勉強をしてこなかった子供や、
詰め込みの勉強を繰り返してきて、勉強内容の理解が浅い子供の場合は、
復習だけとは言っても、あまり勉強量を減らすことはできないかもしれません。


ですが、実際は逆ですね。

学力の高い子供ほど正月も自分からすすんで勉強し、
学力が高くない子供ほど正月だからと理由をつけて休んでしまいます。

これでは差が開く一方です。


しっかりとした学力が身につけば自然にラクになります。
しっかりとした学力がなければ、子供自身の意思でラクをしようとします。

自然にラクになるか、自分の意思によってラクをするか・・・

同じラクでも大きな差がありますね。
それによって起こる結果も当然違ってきます。

しっかりとした学力を身につけて自然にラクになることを目指しましょう。


親でわかる子供の学力

3月末くらいから、学年が新しくなるということで、塾に新規入会する子供が増えてきます。

まず、お母様が塾についての説明を聞きに来ることが多いのですが
そのときに、次のような質問をしてみます。

「お子様は学校で、今どこの単元を勉強していますか?(算数・数学)」

もちろん個人差はありますが、
保護者の方がこの質問に答えることが出来た場合、子供の学力は比較的高い傾向にあり、
これとは逆に、保護者の方が子供の勉強している場所を知らなかった場合、
子供の学力は比較的低い傾向にあります。

保護者の方の回答でおおよその子供の学力が分かってしまうのです。


「家庭で勉強についてコミュニケーションが取れていること」

これが学力の鍵になっています。

家庭で勉強についてのコミュニケーションが取れているだけで
勉強へのやる気、取り組み方も変わってくることでしょう。

「でも、勉強の話をしようとすると子供が嫌がる」という方も多いかもしれません。

・テレビの話をする
・ゲームの話をする
・ニュースの話をする
・食べ物の話をする
・勉強の話をする

勉強の話は様々な会話の中のひとつです。
勉強の話だけを大きく取り上げてしまっても、嫌がられてしまうことが多いのではないでしょうか?

バランスが大切です。


鉛筆とシャープペンの傾向分析

最近は、鉛筆ではなくシャープペンを使う子供が増えてきました。

鉛筆は、物を書く、勉強をするということを教えるために昔から使われてきました。
正しい持ち方、正しい使い方などの指導もされてきました。
三角鉛筆などを使って、正しい持ち方を教わった方もいるのではないでしょうか。


小学生の子供たちを見てみると、シャープペンを使っている子供よりも、
鉛筆を使っている子供のほうが学力が伸びる傾向が見られます。


そして、もうひとつ傾向が見つかりました。

筆圧が弱い子供よりも、筆圧が強い子供のほうが学力が伸びる傾向が見られたのです。

これらの傾向から、筆圧が強いほど、集中が勉強に向けられ、
シャープペンより鉛筆の方が筆圧が強くなるため、学力が伸びやすいのではないかと推測できます。


また、鉛筆はシャープペンとくらべ、親子でコミュニケーションをとる機会が多くなります。
「長い鉛筆を使おう」、「ゴミ箱の上で削りなさい」、「短くなった2本の鉛筆を合体させよう」など…
様々なコミュニケーションがあったのではないでしょうか?

つまり、勉強に使う道具(筆記用具)について、楽しくコミュニケーションがとれていたのです。

子供は、このようなコミュニケーションの楽しさから、
勉強が楽しくなり、学力が伸びることも多かったのではないでしょうか。


しかし、中学生になってくると、この傾向が逆転してきます。

中学生では、鉛筆を使っている子供よりも、
シャープペンを使っている子供のほうが学力が伸びる傾向があるのです。

中学校に入り、勉強の内容が複雑になってくると
ノートに書き込む量も増えて字が混雑し、書き間違えたものを消しゴムで消すことも多くなります。

そこで、筆圧の強さが逆効果になってしまいます。

強い筆圧で文字を書いて、それを消しゴムで消さなければならないとき、次のことが起こります。

・消し方が不完全で、消す前の字が薄く残る上に字を書き、自分で字を読めなくなって間違える
・消すことに一生懸命になって、勉強への集中が途切れてしまう

また、鉛筆で書いた字はシャープペンで書いた字よりも太くなるため、
字が混雑してきたときに、読みにくい状況が生まれやすくなります。

中学生で学習内容が複雑になった状態では、
鉛筆よりもシャープペンのほうが字が読みにくくなる状況が生まれにくいため、
学力を上げやすいと推測できます。


また、シャープペンの特徴は、何と言っても「書きやすさの安定」です。

長さが短くなることによって、「書きやすさ」や「重さ」に違いが出てくる鉛筆と違い、
シャープペンでは、これらが常に安定しています。

勉強時間が長くなる中学生にとって、
この安定感からも、シャープペンが適しているのではないでしょうか?

小学校6年生の終わり頃〜中学校1年生あたりで
鉛筆からシャープペンに切り替えるというのが、タイミング的には良さそうです。


携帯電話が子供の勉強に及ぼす影響

最近では子供たちも携帯電話を持ち歩くようになってきました。
学校や塾への登下校が心配という理由で、子供に携帯電話を持たせる方が増えてきています。

しかし、携帯電話は勉強をするのに非常にマイナス効果が大きいのです。

子供たちは授業中は携帯電話をマナーモードにして他の子供に迷惑をかけないようにしています。
これは褒めてあげるべきことでしょう。

ですが子供自身は携帯電話のバイブ機能により、
電話がかかってきたりメールが届いたことを知ることができるのです。


電話がかかってきたりメールが届いたことを知った子供はそれが気になるようになります。

たとえば、塾に通っている子供の場合、
机の影で隠れて携帯電話をチェックしたり、携帯電話を持ってトイレにたつのです。
その後は明らかに学習のスピードが低下します。
携帯電話に電話やメールが届いた子供は、その時点からもう集中力がなくなるのです。

「授業中は携帯電話にかかってきた電話やメールを気にせずに休み時間までは勉強をがんばる」と
メリハリをつけている子供もいます。

ですがそういった子供でさえ
電話やメールが届いたことを知った時点から明らかに学習のスピードが低下してくるのです。
やはり携帯電話が気になって勉強に集中できなくなってしまっているのです。

「授業中は携帯電話の電源を切る」という徹底したメリハリをつけなければ意味がないのです。


では、家庭で勉強しているときはどうなのでしょうか?

電話でしたら、ほとんど問題はありません。
「今、勉強中だから、後で掛け直させます」という家庭はごく少ないのではないでしょうか?
家に電話がかかってきたのであれば、子供が勉強中であっても取り次いであげることでしょう。
ですから、携帯電話に電話がかかってきたとしても、電話に出ればいいのです。
そして、電話が終われば勉強の再開です。
(もちろん家庭の教育方針によります)

しかし、メールが届いた場合は、問題があります。

「勉強が終わった後で返信しよう」という子供の場合、
携帯電話へのメール着信を知った時点で、気になって勉強に集中できなくなってしまうことでしょう。

それに対して、すぐにメールを返信したのであれば
「話しながら勉強する」、「遊びながら勉強する」、「メールしながら勉強する」になってしまいます。
当然、勉強に対しての集中力もやる気も失われてしまいます


携帯電話のメリハリをつけさせましょう


まず、お子様が学校や塾で勉強しているときのことを考えてみましょう。
たとえ携帯電話がマナーモードでも、電話やメールが届いたことを知ることができます。
子供は、携帯電話に電話やメールが届いたことを知った時点で、勉強に集中できなくなります。

あなたが、学校や塾で勉強をしているお子様に連絡をとりたいのはどのようなときでしょうか。

・帰りに用事を頼む
・迎えに行くのが遅くなるなどの連絡
・急用を伝える

おそらく、この3パターンだけです。

まずはあなたが、携帯電話のメリハリをつけてください。
たとえメールでも「お子様が勉強している時間」つまり「授業中」をさけて連絡することが重要です。

休み時間を狙って連絡することで、お子様が勉強に集中できなくなることを避けることができます。
また、急用の場合、「お子様の携帯電話」ではなく、学校や塾に直接電話をかけることが大切です。

あなたが「勉強中には電話やメールをしない」ということを徹底したのであれば、
それ以外の電話やメールは「ほとんど100%」が友達からの「遊びのメール」や「遊びの電話」です。

もちろん友達とのコミュニケーションはとても大切ですが、
「授業中まで携帯電話の電源を入れておかなければ困る」ということはないはずです。

携帯電話のメリハリをつけさせるためには、
まず、「携帯電話の電源を入れておかなければ困る」という状況をなくしてあげることです。


では、家庭で勉強しているときのことを考えてみましょう。
電話が鳴って出ることにはそれほど問題ありませんが、メールは問題があります。
後でメールを返そうと思ってもメール着信を知った時点で、気になって勉強に集中できなくなり、
すぐに返信したのであれば、「メールしながら勉強する」になり、
集中力もやる気も理解も失われてしまいます。

まずはあなたが、携帯電話のメリハリをつけてください。
あなたが、家にいるお子様に連絡をとりたいときには、家の電話にかけることが重要です。

余談ですが、最近では携帯電話に慣れてしまい、家の電話に出ることができない子供もいます。
(メールに慣れてしまい、電話をかけることができない子供もいます)
これは将来きっと問題になりますので、家の電話に出る習慣をつけてあげたほうがいいでしょう。

友達とのコミュニケーションにしても、急な連絡は家に電話をかけてもらえばいいのですから、
携帯電話の電源をつけておく必要がないのです。
勉強が終わってから電源を入れてメールをチェックし、返信すればいいのです。

とは言っても、現在では、電話ではなくメールでの会話が主流になってきたため、
ずっと携帯電話の電源オフでは、友達とのコミュニケーションに支障をきたす可能性もあります。

友達とコミュニケーションにどうしても携帯電話をチェックする必要があるというのであれば、
電源を切るメリハリとともに、勉強の区切りで「メール休憩」を入れてあげるのもいい方法です。

短い時間ならば携帯電話の電源を切ってメリハリをつけるということは可能でしょう。
そして徐々に「勉強に集中する時間」を増やしてあげればいいのです。


次の日の支度ができると学力は伸びる

お子様は教科書やノートなど、どのように持ち運んでいますか?

子供達は大きく分けて次の4つのパターンに分類されます。

・すべてのテキストやノートを学校に置きっぱなしにして持ち運ばない
・すべてのテキストやノートを鞄に入れっぱなしにして持ち運んでいる
・テキストなどを学校に置いておき、その日の宿題で必要なものだけ家に持って帰る
・テキストなどを家に置いておき、その日の授業で必要なものだけ学校に持っていく

「上の2つ」と「下の2つ」

この違いは、「何を勉強するのか」ということを判断できているかどうかです。

同じように学校で授業を受けるにしても、同じ宿題をするにしても、
「何を勉強するのか」ということを判断できている子供は学力が伸びます。

それに対して、必要なもの、不要なものが入り混じった鞄の中から、授業や宿題で使うものを、
その場その場で取り出して対応する子供は学力が伸びにくい傾向にあります。

「何を勉強するのか」をしっかりと意識してから勉強に取り掛からないと、
「ただなんとなく勉強している」というだけになってしまいます。

それによって、理解力、集中力など、様々なことに影響してくるのです。


テキストやノートなどが重くて持ち運ぶのが嫌だという理由で、
「置きテキスト」をする子供も多く見られます。

「置きテキスト」とは、テキストなどを学校に置いておき、
その日の宿題で必要なものだけ家に持って帰るパターンです。

もちろん「置きテキスト」は、宿題に必要なテキストを持って帰るだけでなく、
復習や宿題以外の学習に使うテキストも持って帰らなければなりません。

「何を勉強するのか」ということがしっかりと判断できるのであれば、
「置きテキスト」は許容範囲と言えるのですが、
宿題以外にほとんど勉強しなくなってしまう傾向も見られます。

また、「何を勉強するのか」ということが判断できない子供の場合では、
まったくと言っていいほど学力が伸びなくなってしまいます。


一番の理想は、テキストなどを家に置いておき、
その日の授業で必要なものだけ学校に持っていくパターンです。

やはり、学校で何を勉強するのかを判断する力が必要になります。
そのために家庭でできることといえば、次の日の支度をさせることです。

これだけで学力の伸び方も変わります。

慣れていない子供の場合、次の日の支度を一人ではおこなうことができません。
お子様が「次の日の支度をする」ということに慣れるまでは、
あなたも一緒に支度を手伝ってあげてもいいでしょう。



■ノウハウ

なぜ僕が、たったの15分で子供達に楽しく勉強してもらい、学力を上げているのか

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