正しい勉強の仕方に導く方法
学力アップには何が必要なのでしょうか?
まずは「やる気」が重要ですね。しかし「やる気」だけではなかなか学力は上がりません。
車に例えてみると、「やる気」はエンジンのようなものです。
エンジンがなければ車は前には進めません。
ですがエンジンを積んでいるだけならば、どこに向かって進むかわかりません。
目標に向かって正しく進んでいくためには正しいハンドル操作が必要なのです。
勉強においても「正しく目標に向かって進んでいくための方法」
つまり「正しい勉強のしかた」が必要なのです。
「やる気」がなければ学力は上がりません。
しかし「やる気」だけでも学力は上がりません。
「学力アップ」=「やる気」×「正しい勉強のしかた」
この式のとおり、学力をアップさせるためには
「やる気」と「正しい勉強のしかた」が必要なのです。
あなたは「正しい勉強のしかた」をご存知ですか?
「勉強の仕方」というキーワードで検索してみると、非常に多くのサイトが検索結果に現れました。
これらのサイトの多くは「医学的なもの」か「学習塾のキャッチフレーズ」でした。
医学的なものは本当に学力アップと関係しているのかわかりません。
開発した人と被験者しか効果を知らないのです。
少なくとも僕ならば医学のような「学力と関係があるのかわからないもの」に
大金をかけて頼ってみようとは思いません。
勉強の仕方をキャッチフレーズに掲げている学習塾もあります。
インターネットで生徒の募集をしているということは
全国規模で展開している大手の学習塾なのでしょう。
全国どこでも同じような指導ができるということは
教育の仕方がマニュアル化されていると言うことができます。
「どのような指導をすれば学力が上がるか」というのは、子供によって様々です。
マニュアル化された塾の教育方法では子供に最も適した教育はできません。
また、塾では宣伝費の分だけ月謝が高くなります。
専用の教材を買わなければならず何十万円もかかる学習塾もあります。
「学力アップの効果があまり高くない」かつ「教育費が高い」のです。
インターネットで見ることができるものは商品の紹介だけではありません。
「勉強の仕方」を紹介しているホームページもあるはずです。
実際に探してみて・・・ありました。
・サイト管理人さんの過去の勉強方法を紹介しているもの
・教育に携わっている方が正しい勉強方法を紹介したもの
しかし、これらの情報・・・
本当に信じていいのですか?
僕が実際に多くの子供たちに勉強を教えてきて感じたことがあります。
自分の「過去の勉強のしかた」は間違っていた!
もちろん「正しい勉強の仕方をしていた」という分野もありました。
つまり自分の勉強経験だけでは「それが正しいのかどうか」判断できないのです。
自分が学力アップした方法で、ほかの人も同じように学力アップするとは言えないのです。
ウェブサイトで公開されていた「勉強のしかた」・・・
たとえば、このようなものがありました。
「計算問題は何度も練習する」
この勉強の仕方は正しいと思いますか?
半分は正解で半分は間違っています。
計算問題を何度も繰り返し練習することで計算に慣れることはあるでしょう。
そしてテストでも点数を取ることができるかもしれません。
しかし、こんな「ことわざ」もあります。
「下手な鉄砲も数撃てば当たる」
何度も撃って(何度も練習して)やっと命中し、
それを繰り返すことによって命中率を上げたに過ぎません。
(もしかしたら、繰り返して練習しただけで、命中率は上がっていないのかもしれません)
練習することにより命中率が上がり、しっかりと理解していなくても命中するようになるのです。
しかしこの「命中率」、どんなに練習をしても100%にはなりません。
「慣れた」というだけで理解が浅かったのであれば
いざという時になって命中しないこともあるのです。
しっかりと理解することのほうが重要なのです。
内容が曖昧なまま慣れてしまっても学力はアップしないのです。
スポーツでも変なフォームに慣れてしまうと、その先なかなか伸びないですよね。
そしてフォームの修正は専門のコーチが必要になるくらい大変なことなのです。
「計算問題は何度も練習する」つまり「慣れる」という方法は
「内容をしっかりと理解する」というステップを踏んでからおこなわなければ
何の意味も成さないどころか、逆効果になってしまうこともあるのです。
ですから「正しい勉強の仕方」とは、
第一に「内容をしっかりと理解する方法」であるべきなのです。
また、伝統的な勉強の仕方にも間違いがあります。
学校で「ノートの隅に計算欄を作る」という指導を受けた経験はありませんか?
僕も学校の先生から「ノートの隅に計算欄を作る」という方法を教わりました。
昔からある伝統的な方法なので「正しい勉強方法」だと思われているのでしょう。
しかし、今だから言えることがあります。この方法は間違いです。
この方法が原因でミスをする子供が多いのです。
ひっ算などは計算式の近くに書いたほうがミスが減るのです。
実際に僕が教えている生徒たちに「計算欄を作らない方法」を指導してみたところ
明らかに計算ミスが減ったのです。
ウェブサイト上で公開されている様々な情報は無料です。
ウソを書いているのではないのでしょうが、
実際には間違った勉強の仕方が数多く書かれています。
無料なのですから間違ったことを書いていたとしても何の責任はありません。
しかし、あなたにとっては非常に重要な問題ですよね?
間違った情報に左右されないように、よく情報を見極める必要があります。
非常に難しいかもしれませんが、情報を見極めることは必要不可欠です。
間違った勉強のしかたでは学力は上がりません。
本当に正しい勉強の仕方かどうかが重要な問題なのです。
ですが、ここでひとつお伝えしておくことがあります。
あなたに本当に必要な情報は
「正しい勉強のしかた」ではありません。
実際に勉強をするのはお子様なのです。
正しい勉強の仕方をお子様に教えたとしても
それを「面倒くさい方法」と感じてしまったのであれば実行しないでしょう。
正しい勉強の仕方がわかっていたとしても、好き勝手なラクな方法を見つけたのであれば
「正しい勉強の仕方」から「好き勝手なラクな勉強の仕方」に外れていってしまいます。
つまり正しい勉強のしかたを知っただけでは意味がないのです。
あなたに本当に必要な情報は
「正しい勉強の仕方にお子様を導く方法」です。
・どのようにしてお子様が正しい勉強の仕方をするように導いていくか
・どのようにしたらお子様が正しい勉強の仕方を継続してやっていくことができるか
あなたがすべきことは「正しい勉強の仕方」を知ることではありません。
お子様が「正しい勉強の仕方」をするようになるためにどうしたらいいのか知ることです。
あなたがすべきことはお子様に「勉強の仕方」を覚えるよう努力させることではありません。
お子様を「正しい勉強の仕方」に導くようにあなたが努力することです。
でも・・・
・「勉強のしかた」が本当に正しいものなのか判断できない・正しい勉強の仕方に子供を導いていく方法がわからない
・保護者はどのような努力をしたらいいのかわからない
きっと、このように思われたのではないでしょうか?
でも、心配いりません。
お子様が正しい勉強の仕方をするように誘導する方法を
誰にでも家庭で簡単にできるように、分かりやすく徹底的に掘り下げてノウハウにまとめました。
「お子様を正しい勉強の仕方に導く方法」
(お時間あるときにチェックしてみて下さいね)そして「導く」ということは、お子様とコミュニケーションをとっていくことでもあります。
「勉強を通じて親子のコミュニケーションをとる参考になった」
「親子のコミュニケーションに役立った」
実際に体験していただいた方から、このようなコメントもいただきました。
「勉強」の方法論だけではこういった内容を知ることはできません。
僕の紹介する「お子様を正しい勉強の仕方に導く方法」が
親子のコミュニケーションにも役に立つことができた
ということは嬉しい限りです。
このノウハウは、きっとお役に立てることと思います。
▼「お子様を正しい勉強の仕方に導く方法」(電子書籍)