経済マネー教育
子供に経済教育、マネー教育をすると聞いて、賛同いただけない保護者の方も多いでしょう。しかし、経済マネー教育は、他の3つの教育と同様に、非常に重要な教育です。
・世の中で「お金」はどのように動いているのか
・どのようにしたら「お金」を得ることができるのか
・「お金」はどのようにして出て行くのか
このようなことを教えるのです。
子供が将来、自分の力で生活していくためにも
お金に関する教育はしっかりとしておかなければなりません。
経済マネー教育と聞いて、株式や不動産などへの投資をイメージする方も多いかもしれませんが、
子供に教えてあげることは、もっと簡単なことです。
分かりやすい例では、テレビで子供と一緒に「節約」の番組を見ることなどもこれにあたります。
他にも例をあげてみましょう。
・子供を職場に連れて行き、働くことによって「お金」を得ることができるということを教える
・電気・ガス・水道代などの請求書を見せ、お金がどのようにして出て行くのか教える
・クレジットカードを使い、そのシステムや良い点・危険な点を教える
このようなことを、実際に目で見せて教えてあげるのです。
もちろん、子供が興味を持ったならば、投資について教えてあげることもいいでしょう。
最近では、お小遣いをもらうことが当たり前だと思っている子供も少なくありません。
クレジットカードを無計画に使ったことによる破産の例も少なくありません。
豊かな家庭で育ち、社会に出て自分ひとりで生活しなければならなくなったとき
お金に対する感情をコントロールできずに、病気にかかったり、犯罪に走るなどの例もあります。
こういったものは、やはり教育が必要なのです。
また、大人であっても、「無料」という言葉に騙されるケースは非常に多いようです。
「無料」に騙されて後から高額な請求を受ける、個人情報を利用されるなどのケースです。
「タダ」で得られるものは「リスク」なのです。
多くのサイトでおこなわれている
「無料メールセミナー」、「無料でサンプルプレゼント」、「無料ダウンロード」など・・・
ほとんどすべてのサイトは、個人情報を集めることが目的なのです。
優良なサイトやショップでは、「無料で試してみた」=「見込み客」として、
「商品の案内メールを送る」、「商品の案内の電話をかける」などのことをするでしょう。
商売においては、お金をいただかない以上、お客さんではないのですから、
無料サービスと交換した個人情報は自由に使用してもよいという考え方もあるようです。
そのため、悪質な場合では、個人情報がどのように利用されるかわかりません。
子供が将来、「無料」という言葉に騙されて、様々な危険にさらされないような教育も必要です。
お金に関する教育というものは、家庭であまり行われてきていないのではないでしょうか?
これを機会に、子供に「お金」に関する教育をすることを考えてみてはいかがですか?
☆金持ち父さんの子供はみんなみんな天才 − 親だからできるお金の教育☆