<勉強の姿勢の指導> 左手を机の上に出させる
勉強をするときに「ペンを持たない左手」も非常に重要です。左手でノートを押さえていたほうが学力がアップしやすいのです。
左手が遊んでいる状態、つまり左手でノートを押さえていない状態だと、
文字を書いているときにノートが動いてしまいます。
ノートを押さえている状態とくらべて非常に書きにくい状態なのです。
そのため100%の集中力を勉強に向けることはできません。
「書く内容」ではなく「書くという動作・作業」に意識が集中してしまうのです。
左手が遊んでいる子供は計算ミスなどが多い傾向にあります。
「書くという動作・作業」に意識が集中するために内容に対する注意力がなくなってしまうのです。
左手でノートを押さえることが勉強への集中には欠かせません。
また、テキストを読むときには、左手でテキストを押さえることも重要です。
左手が遊んでいる状態では、テキストを「読む」ではなく「眺めている」になってしまうのです。
「読んだつもり」で終わってしまって、問題内容が理解できないことも多くなります。
「左手を机の上に出す」ということを教えてあげてください。