誰にでも家庭で簡単にできる 子供に楽しく勉強させて学力を上げる学習サポート
小学生・中学生の子供のいらっしゃるご家庭向け 家庭学習の指導法のご紹介

家庭・子供にあった教育方針を

それぞれの家庭ごとに教育方針は違うものです。
あなたのご家庭の教育方針はどのようなものでしょうか?


子供の勉強は、家庭での教育方針が大きな影響を与えます。
教育方針ひとつで、子供が楽しく勉強し、学力を上げていけるか決まります。
指導の仕方にも影響されてくることでしょう。

方針もなく、勉強は当然しなければならないものだからという理由で、
ただ単に「勉強しなさい」と言ってしまっている保護者の方もいます。

子供の勉強に関しては塾などの学習サポートに任せっきりにしてしまう家庭もあります。
もちろん、学習サポートに頼らずに、家庭で子供の勉強の指導に取り組んでいる方もいます。

両親ともに厳しくしてしまうと、家庭の中で子供が頼るところが無くなってしまうという理由で、
父親が厳しくし、母親が優しくするなどのように、役割分担している家庭もあるようです。


教育に関して方針があるのと無いのとでは、子供の受け取り方も違ってくるでしょう。

「昨日は○○と言っていたのに、今日は△△と言っている」などのように矛盾が生じると、
子供はどうしたらいいのか分からなくなってしまいます。


会社などでも、気分によって部下への接し方が変わる上司がいることもあります。
「昨日は仕事中に雑談を認めていたのに、今日は雑談したら怒っている」など・・・

これでは、部下には納得してもらえません。
信用されなくなりますし、部下に不満に思われることもあるでしょう。


子供の教育でも同じことが言えます。

教育の仕方などが、その日によって変わってしまうと、子供は困ってしまいます。
一貫した方針は欠かすことができないのです。

まずは両親で話し合い、教育に関する方針を固めることが重要です。


勉強の楽しさを奪ってしまわないような教育方針を

参考までに、僕は塾では次のような方針でおこなっています。

・怒らない ・勉強のことでは叱らない
・アメと鞭は使わない

「甘いなぁ」、「これでは子供は勉強しないのではないか」・・・
このように思われた方もいるのではないでしょうか。

しかし、この教育方針でも、会話を工夫することで、子供は前向きに勉強に取り組みます。
「勉強しない」=「悪いこと」と結びつけて、勉強を強制していかなくても大丈夫です。

勉強は楽しいことです。
今は、勉強が嫌いでも、将来、勉強が楽しくなることもあります。

あなたのご家庭でも、勉強の楽しさを奪ってしまわないような教育方針をお願いしたいと思います。


怒らない・勉強のことでは叱らない

まず、「怒らない」ということ

「子供に対して怒ってはいけません」
たとえ子供が勉強をしなくてもです。


「怒ること」と「叱ること」の違いはご存知ですか?

「怒る」=「腹を立てる」
子供が自分(保護者の方)の思い通りにならないことに腹を立てているだけなのです。
子供に正しいことを教えていく際に、感情的に怒ってはいけないのです。

「叱る」=「よくない言動をとがめる」
つまり、子供に対する「しつけ」です。


僕の勤務している学習塾では、それぞれの子供に宿題を出しています。

子供が宿題を忘れてきたとき・・・
「怒らない」のは当然ですが、「叱る」ということもありません。

「宿題を忘れる」ということは、一般的に考えたら良くないことでしょう。
しかし、「なぜ良くないことか」理由を明確に説明できません。

「宿題を忘れることが、なぜ悪いのか」お子様に理由を説明できますか?


宿題は教師側から子供たちに一方的に出されるものです。
「宿題を忘れることが、なぜ悪いのか」、明確な理由がなければ、子供たちは納得しません。
「宿題を強制されて、やらされている」という考えになってしまうのです。


子供が悪いことをしたときにしか叱ってはいけません。
そして、その際には、「なぜ悪いのか」子供が納得できる理由が無ければなりません

「なぜ宿題を忘れることが悪いことなのか」ということを、
子供が納得できるように、明確に言えない限りは叱ってはいけないのです。


僕は宿題を出すときに「約束」をします。

宿題を一方的に出すのではなく、まずは「ここから、ここまで」のように子供に宿題を提案します。
そして、「その宿題で大丈夫か」、「もう少し量を減らした方がいいか」、子供に決めてもらうのです。

子供が「やってくる宿題」を決めたら「やってくる」という「約束」をします。

これで、もし、子供が宿題を忘れたとしたら・・・
「宿題を忘れたこと」ではなく「約束を破ったこと」に対して叱るのです。
これならば子供も納得することでしょう。


子供が納得しないままの状態は「しつけ」ではありません。

子供にとっては、納得していない以上、「しつけ」も怒られたと同じになってしまいます。
つまり、嫌な気分だけが残り、「怒られたら従う」または「怒られたら反発する」なのです。

納得していない以上、反省していないのです。

多くの方はこれに気付いていません。
怒って相手が従ったら「相手は反省した」と思い込んでしまっているのです。
そして反発されてはじめて「自分のやり方を押し付けていた」と気付くのです。

実際に社会人でも「上司に怒られて仕事が嫌になっていき、
それが積み重なって会社を辞めてしまう」という人も多いです。

たとえ正しいことでも、しっかりと相手を納得させない限りマイナスになるのです。


では勉強の場合、叱ったら(怒ったら)どうなるのでしょうか?

・怒られたので嫌々ながら勉強をする、そして勉強が少し嫌いになる
・嫌いになってきた勉強をサボる
・また怒られる

これが繰り返されます。

この悪循環に陥ってしまうと、結果的に勉強が嫌いになってしまいます。
そして最後には反発されます。

それに、この方法では子供は積極的に勉強に取り組むことができないでしょう。
「目標を達成するための勉強」から「苦痛から逃れるためだけの勉強」に変わってきてしまうのです。
徐々に「やる気」がなくなってきてしまいます。


罰は悪いことをしたときにしか与えてはいけません。

怒らないことは当然ですが、「なぜ勉強をしないのが悪いことなのか」ということを、
子供に納得させることができない限りは、叱ってもいけないのです。
「義務教育だから」というのは答えにはなりませんよ。


子供に物を与えて勉強させてはいけない

保護者の中には「テストで80点以上なら欲しい物を買ってあげる」などの提案をする方もいます。
テストや成績表など、特定の目標を達成することに対してメリットをつけてあげているのです。

これは確かに「子供の積極的な行動」に対して大きな効果があります。
しかし、良い方法であるとは言えません。

その効果が継続されるのは「目標を達成するまでの間」だけで、
子供が「欲しいもの」を手に入れた以降は効果がなくなってしまうのです。

場合によっては「欲しいもの」を子供が手に入れると、
それに夢中になって勉強への「やる気」が損なわれてしまうこともあります。
勉強のご褒美としてゲームなどを与え、それに夢中になっり逆に勉強しなくなるパターンです。

「やる気」の効果を継続させるために、「また次の目標を達成することに対してもメリットをつける」
つまり、一度、物を与えると、テストごとに毎回メリットをつけなければならなくなってしまいます。
この場合、「次に提示するメリット」が「前回与えたもの」よりも魅力的なもの、
つまり、前回よりも高価なもの、新しいもの、珍しいものでなければ効果は低くなります。
当然ですが金銭的にも負担になります。
また、「物を買ってもらうこと」が目標になり、「本来の目標」の価値がなくなってしまいます。
「物」でメリットを与えるということは「根本的な解決」にはならないのです。

物を与えて勉強させることはやめましょう。
一度でも物を与えてしまうと、物を与えられなければ勉強しない子供になってしまいます。



■ノウハウ

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