家庭学習の指導法 |
字を丁寧に書かせる子供の計算ミスの原因で多いのが、「字が汚いために、自分の字が読めなくなって、途中から数字が変わってしまった」というものです。 子供のノートの字を見てみましょう。 「6」と「0」、「4」と「9」、「1」と「7」などがしっかりと書き分けられていますか? 判別しにくい字は書かれていませんか? 英語も含めてみたのなら「a」と「o」、「a」と「u」、「e」と「o」、「t」と「f」、「v」と「r」など、 英数字を混ぜると「1」と「l」、「2」と「z」、「5」と「s」、「6」と「b」、「9」と「q」なども しっかりと書き分けられていますか? 大文字と小文字などもしっかりと書き分けられていますか? 判別しにくい字は書かれていませんか? それらをテストの答えに書いたときには当然×になります。 テストの採点をする先生が読めなければ×なのです。 ですから「どんな人にでも読める字で書かなければならない」のです。 保護者の方がお子様のノートを見て「この字は読めるかどうかあやしいなぁ」と思ったものは、 採点をする先生が確実に×をつけます。 こういったものは、採点者はオマケで○にしてくれることはありません。 オマケをしてしまえば、曖昧な字を書くことにより点数をアップさせることが可能になります。 ○になる可能性を上げることができるのです。 たとえば、「1」なのか「7」なのか判別しにくい数字を書いた場合、 もしこれがオマケで○になるのであれば・・・ 正解が「1」のときは、「1と書いてある」と主張し、 正解が「7」のときは、「7と書いてある」と主張すればいいのです。 しかし、このようなことはあってはならないので、 公平に採点するためにも、採点者は曖昧な字には×をつけなければならないのです。 「答えが合っているのに×をつけられている」という質問をされる子供や保護者の方は多くいらっしゃいます。 実際に書いた答えを見てみると、 「おそらく答えは合っているのでしょうが字が読みにくいから×にされているのであろう」 というパターンが多くあります。 これは採点者が採点ミスをしているのではありません。 公平に採点するための措置なのです。 そして、字を丁寧に書くことは、子供が自分自身の字を正しく読むためでもあります。 学校や塾でふだんノートの字の丁寧さを指導してくれる先生はほとんどいません。 多くの生徒をかかえているので、一人の生徒に対してそこまで指導してあげることができないのです。 または問題などの解き方だけを教えればいいと思っている先生もいます。 家庭教師の先生にマンツーマンで教えてもらったとしても、 目の前の問題を解くことに集中してしまって、そこまでは指導してもらえないものです。 ですから「字を丁寧に見やすく書く」ということを指導できるのは現実的に家庭だけです。 「字を丁寧に書く」ということを教えてあげてください。 |
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