家庭学習の指導法 |
「決まり」を守らせるどんな問題にも「書き方の決まり」というものがあります。どんな問題にも共通する「決まり」というものもあれば、問題で指定された「答え方の決まり」などもあります。 そして、テストなどでは、「決まり」を守っていないものは×になります。 特に有名な「決まり」と言えば「単位」ですね。 「答えに単位を書き忘れているものは×になる」というものです。 他にも非常に様々な「決まり」があります。 「決まり」とは、「当然のこと」でもあります。 「青信号」は「進め」 「赤信号」は「止まれ」 これも「決まり」ですね。 「知っていて当然のこと」が「決まり」なのです。 「知っていて当然」なのですから、わざわざ学校では教えてくれません。 「日常生活で身についているもの」という感覚があるのでしょうか。 そして、学校では教えずに、テストでは×にしてしまうのです。 「決まり」とは、採点者にとっては「常識」です。 しかし、子供にとっては「教えてもらっていないこと」なのです。 このような「常識だと思っているレベル・範囲」の違いから、テストで×にされ、 ×になった原因がわからずに「やる気」がなくなってしまう子供もいるのです。 「テストが採点ミスで×にされている」と思ったら、 まずは学校の先生に「どうして×にされたのか」聞いてみるのがいいでしょう。 では、「決まり」について、少し例を挙げてみましょう。 国語の問題で「文を書きなさい」と言われれば、最後の「。」まで書かなければなりません。 最後の「。」が書かれていないものは×になります。 <例>文を書きなさい。 ○ 花が咲いた。 × 花が咲いた 英語の文を書くときにも「決まり」があります。 ・「最初の文字は大文字」 ・「名前などの最初は大文字」 ・「文章の最後にはピリオドをつける」 ・「疑問文の最後にはクエスションマークをつける」 これらを守っていなければ当然×になります。 <例>英文を書きなさい。 ○ His name is Tom. × His name is tom. × his name is Tom. ○ I have a pen. × I have a pen ○ Do you have a pen? × Do you have a pen. 数学で方程式の文章題で立式するときに「〜を x とする」などの言葉は必ず書かなければなりません。 その理由は、x を何にするかによって立式が変わってくるからです。 ですから、x を何にするか明確にしていなければ、正しい立式ができているのか採点することができないのです。 そのため「〜を x とする」などの言葉が書かれていないものは×または減点になります。 数学で、「値を求めなさい」と聞かれたものに対して「単位」をつけてはいけません。 「値を求めなさい」と聞かれたものに対して「単位」をつけてしまったら×になります。 聞かれたとおりに答えなければならないのです。 <例>x 円の2倍は500円です。x の値を求めなさい。 ○ x=250 × 250円 「決まり」とは言えないかもしれませんが、常識的な判断で×にされるものもあります。 問題文では「漢字」で書いてあったものを、「ひらがな」で答えを書いたのならば×です。 聞かれたとおりに答えなければならないのです。 <例>8個あったリンゴのうち5個食べました。残りは何個ですか。 ○ 3個 × 3こ 「記号で答えなさい」と言われたら「記号」で答えなければ×になってしまいます。 「漢字で答えなさい」と言われたら「漢字」で答えなければ×になってしまいます。 「聞かれたとおりに答える」ということが重要です。 「決まりを守って聞かれたとおりに答える」ということを教えてあげてください。 |
☆ 家庭学習の指導法 ☆☆ 教育ママ・教育パパ 応援宣言! 誰にでも家庭で簡単にできる 子供に楽しく勉強させて学力を上げる学習サポート ☆☆ なぜ僕が、たったの15分で子供達に楽しく勉強してもらい、学力を上げているのか ☆ |
|